職務経歴書
基本情報
項目名 | 内容 |
---|---|
名前 | 船場 遼 |
生年月 | 1998 年 4 月 |
居住地 | 東京都 |
最終学歴 | 中央大学 商学部 商業・貿易学科 |
資格 | 普通自動車第一種運転免許(AT 限定) |
バリューを発揮しやすい業務
- ステークホルダーを巻き込んだ要求・要件定義の整理
- 本質的なユーザーの課題解決を考慮したうえでの設計・開発
- ドキュメント作成
バリューを発揮しやすい環境
- How (解決手段) にとらわれることなく、プロダクトの Why (課題) や What (提供価値) に向き合っている
- ユーザーの課題やファクト情報をもとに日々の意思決定を行っている
- 仕事の領域を制限せずユーザーストーリー達成のために必要なアクションを行えるチーム
- 気軽に雑談できる心理的安全性の高いチーム
意欲・興味
- プロダクトの価値を高め LTV の向上へ寄与すること
- エンジニア出身者として非機能要件、保守性、UI/UX、データ構造、開発スケジュールを考慮した機能開発のリード
- ユーザーの課題やプロダクトが提供する価値を継続的に学び合うカルチャーの醸成
スキル
開発手法
スクラム開発・チケット駆動開発
言語
Go・JavaScript・Ruby・TypeScript
フレームワーク・ライブラリ
React・Ruby on Rails・Serverless Framework
通信プロトコル
GraphQL・gRPC・REST
RDB
MySQL・PostgreSQL
クラウド
AWS
API Gateway・AppSync・Aurora・CloudWatch・Cognito・DynamoDB・ECR・ECS・EC2・Fargate・IAM・Lambda・QuickSight・SES・SQS・S3
Google Cloud
Cloud Build・Cloud Pub/Sub・Cloud Run・Cloud SQL・Cloud Tasks・GKE・Secret Manager・Vertex AI
SaaS/PaaS
Argo CD・Bitbucket・CircleCI・Firestore・GitHub・GitHub Actions・HubSpot・Redmine・Salesforce
その他
Datadog・Docker・OpenAPI・RSpec・Terraform
OSS スポンサー
OSS コントリビュート
技術記事
職務経歴詳細
セールステック系スタートアップ企業
営業支援プロダクト
【雇用形態】
正社員
【在籍期間】
2023/04/01 ~ 現在
【チーム編成】
- プロダクトマネージャー 1 人
- デザイナー 1 人
- スクラムマスター 1 人
- エンジニアリングマネージャー 1 人
- エンジニア 5 人
【言語・フレームワーク】
Go・React・TypeScript
【インフラ】
- Google Cloud
- Cloud Build・Cloud Pub/Sub・Cloud Run・Cloud SQL・Cloud Tasks・GKE・Secret Manager・Vertex AI
- AWS
- QuickSight
【通信プロトコル】
gRPC・REST
【ツール】
Argo CD・Datadog・Docker・Firestore・GitHub・GitHub Actions・HubSpot・PostgreSQL・OpenAPI・Salesforce・Terraform
【プロダクトが属する業界】
セールステック業界
【プロダクト概要】
蓄積された営業データを活用することで、営業担当者に最善のアクションを提示し売上向上をサポートするアプリケーション。
従来の営業組織では、データを蓄積するものの適切に分析・活用する業務に大きな属人性が発生していた。
データ分析や次に取るべきアクションの提案などを全てアプリケーションが行うことで、属人性を解消するだけでなく、営業活動量の増加に貢献できる。
さらに Salesforce・Google Workspace・Twilio といった外部サービスと連携することで営業活動の精度を高めることができる。
【チームでの役割】
スクラム体制において手を動かすだけの開発だけではなく、プロダクトマネージャーとの要求定義、設計、実装、テスト、リリース作業を担当した。
受け身でプロダクトマネージャーやデザイナーからの要望を実現するのではなく、限られた工数の中で目的達成のために最善の仕様やデザインの改善案を提案した。
またドメイン関連の書籍によるキャッチアップ、日々の朝会での競合他社のニュースの共有、ユーザーへのヒアリング等を通して課題への解像度を上げ、よりインパクトのある仕様の提案や機能を開発できるよう意識した。
具体的な成果は次のとおり。
- 外部メール API との通信を非同期化・並列化することで処理速度を 90 % 高速化し、メールを起点としたスピーディーな営業活動の実現に寄与
- 外部のノーコードツールを使用した機能を内製化することでコスト削減
【チームの課題と自身が工夫したこと】
入社当初は、新規導入企業の受け入れ時にエンジニアが手動で本番 DB の更新作業を実施するという、非効率かつリスクある作業が発生していた。
そこで DB を更新する API を作成したことで、エンジニアが安全かつスムーズに受け入れ準備を進められるよう業務を効率化した。
改善策は全てドキュメントとして作成し、チームに共有することで、迅速に新規導入企業がプロダクトを利用できるよう改善された。
受託開発企業
不動産 DX プロダクト
【雇用形態】
正社員
【在籍期間】
2021/04/01 ~ 2023/03/31(2 年間)
【チーム編成】
- PM 1 人
- バックエンドエンジニア 2 人
- フロントエンドエンジニア 2 人
- 営業マネージャー 1 人
- 営業アシスタント 1 人
【ステークホルダー】
- クライアント 1 社
- 開発元企業 1 社
- 賃貸管理システム提供企業 2 社
【言語・フレームワーク】
Go・Serverless Framework
【インフラ】
- AWS
- API Gateway・AppSync・Aurora・CloudWatch・Cognito・DynamoDB・ECR・ECS・EC2・Fargate・IAM・Lambda・SES・SQS・S3
【通信プロトコル】
GraphQL
【ツール】
Bitbucket・Docker・GitHub・GitHub Actions・MySQL・Redmine
【プロダクトが属する業界】
不動産業界
【プロダクト概要】
賃貸入居者と物件管理会社のやりとりをオンラインで完結するアプリケーション。
入居者と物件管理会社の従来のやりとりでは、紙や電話を使用した方法が一般的で非効率であった。
上記アプリケーションを導入することで、チャットベースでやりとりが行えるため、忙しい平日や夜中でも管理会社に連絡が可能になる。
他の機能としては、掲示板機能、契約情報の確認、ペット・駐輪場利用の申請など全てアプリケーション上で行える。
【チームの特徴・課題】
導入数が業界首位の入居者管理アプリケーションを開発元の他社から引き継ぐことになり、1 人目のバックエンドエンジニアとして担当した。
引き継ぎ当初はドキュメントの不足や属人的な運用体制が課題であったため、それらを解消するアクションを取り、開発スピード向上を実現した。
引き継ぎ初期から開発基盤を整備したことで、新機能実装や導入企業数が順調に増加し、東証グロース市場への上場に大きく貢献した。
【チームでの役割】
バックエンドの保守・運用・新規機能開発を担当。
手を動かすだけの開発だけではなく、要件定義・設計・実装・テスト・リリース作業も担当した。
具体的なタスクは次のとおり。
- Go + クリーンアーキテクチャ+ Lambda を用いた各種 API の作成
- Docker と docker-compose の導入によるローカル環境のコンテナ化
- 2 時間を要していた環境構築が 5 分に短縮
- キャッシュの活用やマルチステージビルドなどベストプラクティスに沿って実装
- RDB や DynamoDB のテーブル設計およびインデックスの設定
- テストコードの実装
- RDB や AWS といった外部サービスとのロジックを実装した際は必ずテストを実装
- AWS などの CI 上で環境を再現できないテストケースではモックを活用
- Serverless Framework を使用したデプロイ作業
- デプロイパッケージのサイズを最大 80 % 削減したことで安全かつ迅速にデプロイできるよう改善
- Lambda + SQS を用いた非同期処理の実装
- Lambda + SES を用いたメール配信機能の実装
- AppSync + Lambda + DynamoDB を使用した GraphQL 及びリゾルバーの作成
- AppSync のパイプラインリゾルバー活用した複数オペレーションの作成
- ECS で実行されるバッチ処理の作成
- 10 分ごとに他社の賃貸管理システムとデータ連携
- 賃貸管理システムの不明点やバグを発見した際は、クライアント及びその開発者と綿密に連携することで、迅速に解決
- 新規メンバーアサイン時のサポート・レビュー作業
【チームの課題と自身が工夫したこと】
引き継ぎ当初はドキュメントの不足、属人的な運用体制、各種バグが足かせとなり、開発スピードに大きな影響を与えていた。
そのような負債を解消するべく、普段のチケット作業と並行して開発体制の改善に関する積極的な取り組みを行った。
改善策は全てドキュメントとして作成し、チームに共有することで、チーム全体の業務効率化や生産性向上に大きく貢献した。
具体的な内容は次のとおり。
- 引き継ぎ資料では把握できなかった各種手順の明文化
- デプロイ作業の脱属人化
- 既存メンバーのシステムへの理解度の向上 & 作業効率の改善
- 新規メンバー参加時の学習コストの削減
引き継ぎ当初は多くの課題を抱えていたプロダクトであった。
しかし徹底的に負債解消のアクションを取ったことで、今では豊富なドキュメントが揃い、迅速に開発を進められるように改善された。
【成果】
次のようなチーム全体の業務効率化に貢献したことが評価され、社内の「最優秀新人賞」を受賞した。
- 引き継ぎプロジェクトの負債解消のアクションを積極的に取り、開発体制の強化を実現
- チームの心理的安全性を高める施策の計画/実行
- 具体的には定期的な声掛けやランチ等での雑談を通したお互いの理解を深めるアクションを取ったことで、メンバー間のコミュニケーションが活性化し、それがチーム全体の開発力の底上げに繋がった
ヘルステック系スタートアップ企業
オンライン服薬プロダクト
【雇用形態】
アルバイト
【在籍期間】
2020-06-23 ~ 2021-01-30(7 ヵ月)
【チーム編成】
- エンジニア 5 人
- デザイナー 2 人
【言語・フレームワーク】
Ruby on Rails・React・TypeScript
【通信プロトコル】
REST
【ツール】
CircleCI・Docker・Docker Compose・Figma・GitHub・PostgreSQL・RSpec
【プロダクトが属する業界】
医療業界
【プロダクト概要】
オンラインで服薬指導が受けられるアプリケーション。
主な機能は処方箋ネット受け付け、ビデオ通話による服薬指導、薬の配送であるため、薬局へ行かずに薬を受け取れる。
【チームの特徴・課題】
2020 年に新型コロナウィルスが流行し、オンライン診療・服薬に大きな需要が生まれたことで、上記プロダクトは著しい成長を実現した。
市場や企業の成長に伴い、医療に関わる機密情報を扱いながら迅速な新機能のリリースが求められた。
開発に携わったプロダクトは「Zoom」や「あつまれどうぶつの森」と並ぶ日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞を受賞した。
【チームでの役割】
主にバックエンドの保守・新機能開発を担当。
具体的なタスクは次のとおり。
- Ruby on Rails を使用した API エンドポイントの実装
- アプリケーションサーバのメンテナンス機能の実装
- RSpec を用いた単体/結合テストの実装
- 各種バグ修正
- サブタスクとして、フロントエンドのバグ修正・小規模の新機能開発も担当
- React + TypeScript を使用
【チームの課題と自身が工夫したこと】
新機能を実装した際は必ずドキュメントを作成し属人性の排除をすることで、チームの運用・開発効率アップに貢献した。